
従来の治療法(1)
差し歯
インプラント治療と比較するために、それ以外の治療法もまとめておきます。
まず最初は「差し歯」です。
これは一定の条件を満たす場合にはおすすめしたい治療法です。その条件とは「歯根が残っていること」ということになります。歯根を失ってしまった場合は、この治療法は不可能ですから、選択肢は入れ歯・ブリッジ・デンタルインプラントの3つに限られてきます。
差し歯の術式は簡単であり、しっかりと確立され多くの症例により検証されたものです。簡単に整理しますと、残っている歯根部に処置を施した後、金属の土台をセメントで固定し、その上に人工の歯冠をかぶせるという術式になります。
何よりも天然の歯根をそのまま使える点がメリットで、最新のインプラント治療における人工歯根でもまだ実現できていない歯根膜などの組織や、神経などもそのまま存在するため、感染に強く衝撃の吸収方法も天然歯に近いものになります。
あくまでも歯根が良い状態で残存している場合に限りますが、この差し歯は今でも有力な選択肢です。
