
素晴らしいインプラント
その様々な効用
4回にわたってインプラント以外の治療法を見てきました。
総じて言えるのは治療方法の選択は症例に応じて的確なものを選択するべきだということと、現段階ではどの治療方法も有力な選択肢であるということです。
今回と次回はそれぞれ、インプラント治療のメリットとデメリットを取り扱います。
インプラント治療のメリットはしっかりとした歯根を持つことに由来するものが殆どです。大雑把に機能面と審美性に分けて語られることが多いですが、機能についても審美性についても直接的なものと間接的なものがあります。
機能面の直接的なメリットとしては、なんといっても咀嚼能力の回復が挙げられます。そのための歯ですから。それ以外にも聞き取りやすい言葉を話せるようになるという言語能力の回復効果も期待できます(入れ歯やブリッジはこの点問題が生じる場合があるのです)。
機能面の間接的なメリットとしては、正しい咀嚼を繰り返すことにより、唾液とともに分泌されるパロチンの効用などがあげられます。このパロチンは若返りホルモンとも呼ばれるもので、組織を若々しく保つ手助けをします。
審美面の直接的なメリットに関しては論を待たぬところでしょう。天然歯よりも綺麗な場合すらありうる程です。とくに、インプラント治療を受けるにあたって、周囲の歯も必要な治療とプロフェッショナルクリーニングを施しますので、全体の印象としては治療前・治療後でかなりひらきがあるかもしれません。
同じく審美面の間接的なメリットしては、端的に「自信」の有る無しによる違いがあげられます。良く見られる深刻な症例として、歯に対するコンプレックスから笑顔が作れなくなる方がおられますが、インプラントはそのような症例には卓越した効果があります。
